とわだ循環器内科 新築工事(2)

設計監理部の橋本です。前回の続きです。

まずはベースコンクリートの打設から。建物が大きいので、ポンプ車のアームがギリギリの長さですね。

ベースコンクリートの養生期間が過ぎると、次は立ち上がりコンクリート用の型枠を組みます。

丸い車輪のようなものは、『円盤状スペーサ』~と言って、鉄筋からのコンクリートの厚さを

決められた寸法で確保する為の部材です。現場では『ドーナツ』と呼びますよ。

コンクリートの打設には、多人数の職人さんが携わります。

病院の床はコンクリート下地になりますので、医療機器の配線などを床下に通す為のピット

を作る為に浅いところと深いところがありますね。

床のコンクリートが仕上がりました。電気配線用のさや管や、給排水の配管が所定の場所にビシッとおさまっています。

基礎の完成まもなく、いよいよSE構法の主役の登場となります。

今回は、栃木県日光市のプレカット工場からの長旅でした。

写真を見てお気づきでしょうか?

集成材の柱に、すでに特殊な金物が取りついた状態で運ばれてきています。

まるで鉄骨造の建物みたいですね。 これも『SE構法』の特徴です。

ヨーロッパ生まれのオウシュウアカマツ。

岡山県で立派な集成材になって、栃木県で梁に加工されてやってきました。(笑)

さあ、次回は上棟をご紹介します。

記事の更新日:2015/12/06

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