とわだ循環器内科 新築工事(1)
お久しぶりです。設計監理部の橋本です。
8月末から本体工事を着手していた十和田市の病院ですが、いよいよ完成に近づいてきました。
12月21日のオープンです。
現在は足場も外れて、凛々しい建物が存在感を見せつけてくれているのですが、ここでは基礎工事からの
想い出をアップさせて頂きますね。
北園エリアにこんな広大な土地があったのですね。
この土地はサンロクが仲介してお客様にご提供しています。
病院の建物位置の確認と、アスファルトのレベル(仕上げの高さ)の確認をしています。
建築図面を見ながら、大工さん達と遣り方だしをしました。
約150坪の病院を建てますよ。
さて、いつもとは違う基礎工事のスタートです。
今回は『SE構法』と言う、『鉄骨造のような木造住宅』~で新築します。
構法の詳しい情報は、話すと長くなってしまうので、ホームページ内トップ画面の左側のバナーからご覧ください。
写真は柱用の金物を付ける為のアンカーボルト(M20の900㎜)です。
これを誤差のないよう捨てコンクリートに固定するのです。
捨てコンクリートに、正確な墨だしを行いました。
今回の建物は、一辺が25mもありましたから、水糸が揺れて揺れて・・・。
アンカーボルトも90cmもあるので、揺れて揺れて・・・。
この状態でありながら、『アンカーボルト施工位置誤差 ±10㎜以内!』~という厳しさ(笑)
基礎工事には、いつもの2~3倍の工期と労力を使った気がしています。
写真におさまりきらない基礎の大きさですよ。
やっとベースコンクリートを打つ前の状態です。
配筋の精度が細か過ぎて、もう芸術の世界でした。
長くなりましたので、つづきは後日にしますね。