アクアフォーム断熱材
設計監理部の橋本です。
堀口の新築現場はそろそろ完成を迎えております。来月8月最初には『完成見学会』を行いますので、
事前に今までのポイントをご紹介していきます。
上棟のあと、内部の床組や各種配管を終えた頃に、吹付けの断熱材(アクアフォーム)の時期になります。
ふくらむタイミングを見ながら、均一に吹いていくのは経験が必要な技術ですね。
ふくらみすぎた部分は、きちんと平滑に削り落とします。
これを怠ると、石膏ボードを張るときに真っ直ぐ張れません。
今回は、基礎だけでは無く、壁も屋根も高性能アクアフォーム断熱材です。
断熱材工事の後は、省令準耐火仕様(火事の時に逃げる時間を稼ぐための施工方法)
のボード張りに進みます。
ピンクの石膏ボードは、『ハイクリンボード』と言いまして、シックハウス症候群の
原因となるホルムアルデヒドを吸収し、さらに分解する石膏ボードです。
クリーンで快適な空間を、お客様にお届けしますよ。
今回は、床のフローリングが『ナラのムク材』です。
普通のフローリングより、1枚あたりが小さいので、なかなか張り進めません。
しかもムク材ですから、『自然な伸縮~』を繰り返すため、事前に隙間を開けながら
張り進める必要があります。
紙で出来たスペーサーをはさみながら、大工さんが根気よく張っています。
苦労している分、出来上がりが素晴らしいものとなるんですよね。
この時期は外部も雰囲気が見えてきていました。
左側の車庫が上棟した頃ですね。