皆様、こんにちは!!営業企画部 薹(とう)が立った新人吉田（空自ＯＢ）です。

さて、今回は水道代についてです。

お客様から「おいらせ町は、三沢市より水道料金が高い。」という話をよく耳にします。

では実際はどうなのでしょうか？

一般的な居宅に引き込まれている水道管は直径20mmの配管ですので、その基本料金から比較してみましょう。

まず 三沢市 のφ20mm管の基本料金は、1,512円です。（税別以下同じ。）

一方、おいらせ町 はというと1,700円です。

そもそもの基本料金から、三沢市が安く、おいらせ町が高いということになります。

水道料金は２段階の料金体系となっており、基本料金(基本水量)と従量料金（基本水量を超えた水量）に分かれます。

料金が大きく違ってくるのは、まず基本料金で使用できる基本水量からです。

三沢市は、１～10㎥までは、従量料金が発生しませんが、

おいらせ町は、6㎥から従量料金が発生します。ただし、6～10㎥の間は40円/㎥と割安です。

よって使用水量6～10㎥の間は、1㎥増すごとに40円ずつ加算され10㎥で1,900円となります。そして、11㎥からがおいらせ町が高いと言われる所以の単価261円/㎥となります。

一例として、４人家族の１カ月の使用水量は26.3㎥(※)をもとに計算してみましょう。

※東京都水道局 平成18年度 生活用水実態調査

三沢市の場合

詳しくはこちら⇒ http://www.city.misawa.lg.jp/index.cfm/6,6744,18,134,html

　1,512円+(151円×(26.3㎥－10㎥))＝3,973円

おいらせ町の場合

詳しくはこちら⇒ http://www.water-supply.hachinohe.aomori.jp/fee/keisan/

　1700円+(40円×5㎥)+(261円×10㎥)+(266円×(26.3㎥－20㎥))=6,185円

　(いづれも端数切捨て)

とその差2,212円となります。一年に換算すると26,544円と家族旅行１回分くらいの差となります。

その理由としては、おいらせ町は八戸市、六戸町他５町が加入する八戸圏域水道企業団に加入しており、八戸市２カ所（白山、三島）と階上町１か所（蟹沢）の浄水場から送られてくるため、送・配水管路が長いことが言えます。

省資源化の時代、皆様も水の使い過ぎには、くれぐれもお気を付け下さい。