地鎮祭用のカマ、クワ、スキを製作してもらいました!!

設計監理部の成田です。

少し前の話ですがサンロクでいつもお世話になっている建具屋さんに地鎮祭で使用するカマ、クワ、スキを製作してもらいました!!

そこで今回は地鎮祭についてご紹介します。(季節外れの様な気もしますが (笑) )

まず地鎮祭とはなんなのか・・・

地鎮祭は建物を建てる前に、土地の神様とその地域の神様をお招きして、土地をはらい清めて、これから行われる工事の安全とご家族の皆様の安全をお祈りする行事です。

では次に簡単な流れをご説明します。

まず祭壇を組立、四隅の竹を立てて準備をします。

準備が完了したら早速始めましょう!!

1.修祓の儀(しゅうばつのぎ)

最初に参加者をを清めます。

この写真は現在施工中のグループホームでの地鎮祭の写真になります。

2.降神の儀(こうしんのぎ)

建物を建てる土地に神様をお招きします。

3.献饌の儀(けんせんのぎ)

神様にお供え物をします。

4.祝詞症状(のりとそうじょう)

工事の安全とご家族の皆様の繁栄、安全をお祈りします。

5.清祓いの儀(きよはらいのぎ)

敷地の四隅に切麻(きりぬさ)をまいてお清めします。

切麻とは写真で舞っている紙ふぶきの様なものです。

6.鍬入れの儀(くわいれのぎ)

初めて土地に手を付けるという意味で 行う神事です。

鍬入れの儀では斉鎌(いみかま)、斉鍬(いみくわ)、斉鋤(いみすき)と3種類の動きをします。

ここで製作してもらったカマ、クワ、スキが登場します!!

 斉鎌(いみかま)

この仕草は土地の草を刈り取るしぐさです。

おもに設計者が行います。

 斉鍬(いみくわ)

草が刈られた土地を掘り起こすしぐさです。

おもに施工店が行います。この時は弊社の社長が行いました。

 斉鋤(いみすき)

掘り起こされた土地を均すしぐさです。

おもにお客様にやって頂きます。

7.玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串を捧げておまいりをします。

神主さん、お客様、設計者、工事店の順番で行います。

8.撤饌の儀(てっせんのぎ)

神様にお供えしたものをさげます。

9.昇神の儀(しょうしんのぎ)

お招きした神様にお帰り頂きます。

以上で終了となります。

地域や宗教によって少し違うそうです。

この地鎮祭のおかげ?か分かりませんがグループホームの工事は順調に進んでいるようです。

現場担当の橋本さん!ファイト!!(笑)

記事の更新日:2015/01/13

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