地盤の補強工事です

設計監理部の橋本です。N様新築工事です。

こちらは、工事前の地盤調査で、改良の必要があると診断されていましたので、

『湿式柱状改良(ソイルセメント)工法』~にて、地盤補強を行いました。

ざっくり簡単に言いますと、地中にコンクリートの柱を何十本も築造する工法となります。

やりかたで示した基礎の位置を確認しながら、杭の場所に印を付けています。

今回は、直径50センチ、長さは4メートルになる杭を45本作ります。

鋼管杭回転圧入施工専用機が現場に到着しました。 かっこいいです。

1本1本、4mの深さまで攪拌しながら掘っています。

地中の土を攪拌しているだけなので、鋼管部分はこんなに細いのですが、

先端には、これだけの刃が付いています。

セメント固化材と水を混ぜているのが、こちらのミキシングプラントです。

ここで作られたセメントミルクを、攪拌翼を通して注入します。

さらに、地中の土と混合攪拌することにより、固化材の反応によりコンクリートの杭が出来ます。

このような杭を45本作り、基礎が沈むことのない地盤となりました。

(続きは次回です)

記事の更新日:2014/07/05

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