地盤の補強工事です
設計監理部の橋本です。N様新築工事です。
こちらは、工事前の地盤調査で、改良の必要があると診断されていましたので、
『湿式柱状改良(ソイルセメント)工法』~にて、地盤補強を行いました。
ざっくり簡単に言いますと、地中にコンクリートの柱を何十本も築造する工法となります。
やりかたで示した基礎の位置を確認しながら、杭の場所に印を付けています。
今回は、直径50センチ、長さは4メートルになる杭を45本作ります。
鋼管杭回転圧入施工専用機が現場に到着しました。 かっこいいです。
1本1本、4mの深さまで攪拌しながら掘っています。
地中の土を攪拌しているだけなので、鋼管部分はこんなに細いのですが、
先端には、これだけの刃が付いています。
セメント固化材と水を混ぜているのが、こちらのミキシングプラントです。
ここで作られたセメントミルクを、攪拌翼を通して注入します。
さらに、地中の土と混合攪拌することにより、固化材の反応によりコンクリートの杭が出来ます。
このような杭を45本作り、基礎が沈むことのない地盤となりました。
(続きは次回です)