久しぶりの建物探訪

営業企画部の橋本です。

GWに、今まで行けそうで行けなかった 『岩手銀行赤レンガ館』 に行ってきました。

ここは、東京駅や日本銀行本店を設計したことで有名な建築家 『辰野金吾』 の設計した建物で、

辰野が設計した作品の中では東北地方で唯一現存する建物だそうです。

玄関を入って最初に目に入るのは、旧事務室(営業室)。今でいう窓口みたいなもんでしょうか。

天井装飾のカタチが変わってるなーと思っていたら、銀行の地図記号ですとの解説が。

このマークを模しているそうです。しかも理由は不明なんだとか。

2階の総会室の壁には、漆喰の装飾がありました。

総会室へ上る階段は、手すりから親柱から、すべてケヤキを掘った装飾です。

柱の上には松ぼっくりのような木彫りが乗せられていました。

とんでもない手間がかかりそうな階段でしたね。

金庫のダイヤルの上にあるエンブレムもカッコ良かったです。

言い遅れましたが、この建物は1908年(明治41年)の着工です。

~と言うことは、このエンブレムはそれ以前の製作ですよね。日本の技術の素晴らしさ。

天井までは14メートル。東西に12メートル、南北に12メートルの大空間。

ヨーロッパのコンサートホール小型版・・・みたいな雰囲気でした。

いろいろ説明ボードを読みながら見学して、なんとなく五所川原の斜陽館に似ている部分があるな・・

と思っていたら、あちらと建築時期がほとんど同じ。(斜陽館は1907年)

斜陽館も一部に銀行建築を取り入れているのですよね。当時の流行というのでしょうか。

久しぶりにゆっくり堪能させてもらいました。

そして夜もまた初体験をしました。盛岡市のソウルフード 『じゃじゃ麺』

これが食べる前

あとは混ぜて食べるだけ

麺を2~3本残した状態で、店員さんに 『ちーたんたん』と声をかけるとこうなります。

要するに、食後のスープですね。

まだちゃんと食べたこと無いなって方は、これを参考にしてください。

記事の更新日:2018/05/09

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