新築現場のご紹介 T様邸①
大変ご無沙汰しています。橋本です。
3月までは、設計監理部として主に現場監理を担当していましたが、4月からは営業企画部に配属になりました。
今後は土地探し~新築に関わるお客様へのお手伝いや、リフォームのご提案、工事監理。さまざまなイベント活動にて
お逢いすることとなります。
さて、橋本が現場監督しておりました新築現場の様子を、3回に渡ってご紹介しますね。
この建物の特徴はビルトインガレージと、その直上に設けたスキップフロア(中2階)です。
屋根は片流れでさっぱりと。~ですので、1階のLDKの天井が高く、大変開放的なお部屋となっています。
その片流れの屋根の上、トタン屋根の下に張るアスファルトルーフィングです。簡単に言うと防水紙です。
トタンの中に侵入した雨水を、この防水紙がはじき屋根板を守ります。
写真の奥、壁が立ち上がる部分のアップ写真が次です。
立ち上がりの寸法は30センチ以上です。このような寸法は建築会社によって違うと思いますが、サンロクでは
写真に撮ってシッカリ監理をしています。
この写真はその屋根の室内側です。これからアクアフォームと呼ばれる吹付け断熱材を施工するのですが、
屋根板と断熱材のあいだには必ず通気層(空気が流れるスペース)を設けなくてはなりません。
屋根板を結露から守る為です。これもシッカリとした施工が重要ですね。
断熱材を施工した後はこのような感じになります。白いモコモコが断熱材ですよ。
厚みも設計で決められた寸法を守ります。
壁にも隙間なく断熱材を施工します。ちょっとした隙間があるとスグ結露の原因になりますので、この
工事は大変重要ですし、細かくチェックをするところです。
こちらは床下。基礎部分の断熱材です。サンロクの建物は床下換気システムを採用していますので、
屋外からの隙間風が入ってはいけません。
断熱材の後は、電気配線や設備配管をしたのち、石膏ボードを張ります。
ピンク色のハイクリンボードと呼ばれる、お身体に優しい材料を使っています。
まだ階段が無いので脚立でしか昇れません。
鉄製の階段が付きました。当然オーダーメイドです。
手や足に直接触れる部分は、木製で柔らかさを演出します。
ピンクの壁にも、内装クロス張りの為の下地パテ工事が施されるのがこの時期です。
※写真が多すぎて、1回ではご説明できませんでした。次回に続きます。