住宅ストック循環支援事業について
いつもご覧頂きありがとうございます。
営業企画課の山田です。
今回は、11月から始まりました「住宅ストック循環支援事業」についてご紹介致します。
既に、知っている方もいらっしゃるでしょうが、今年11月1日より上記の支援事業が開始されました。とはいっても、具体的には、年明け以降の手続となります。現段階では、事業者登録の手続までで、その後の手続は、1月以降となっています。
この事業の内容は、次の通りです。
制度の趣旨及び目的は、耐震化率・省エネ適合率の向上等良質な中古住宅の住宅ストックの形成と市場流通を促進し、若者の住居費負担軽減及び中古住宅市場の拡大が目的です。事業の概要としては、
「住宅のエコリフォーム」
「良質な既存住宅(中古住宅)の購入」
「エコ住宅への建替え」
の3事業となっています。
今回は、そのうち住宅エコリフォームの支援事業について、ご説明します。
この制度を受ける為には、
○施工業者が、工事請負契約以前に事業者登録を済ませていること
○対象要件を満たしていること
が必要です。
では、対象要件とは何か、
1.自ら居住する住宅について事業者登録を済ませた業者に工事を依頼し、エコリフォームを実施すること
2.エコリフォーム後住宅が耐震性を有すること
耐震性を有することを確認する為に必要な物
建築確認がされ日付が昭和56年6月1日以降の建築確認済証等
表示登記がされた日付が昭和58年4月1日以降である登記事項照明書等
建築士が耐震性を有することを確認した、所得税等の証明書又は、本制度独自の証明書
3.施工業者が事業者登録した日以降に工事着手していること
となります。
ここでの注意は、上記の方法で耐震性の確認が取れていない建物については、耐震性能向上のリフォームも必要となることです。
エコリフォームに対する補助額は、下記の表の通りです。
補助額の限度額は、30万円/一戸(耐震改修工事を行なう場合は、45万円/一戸)となります。
具体的な工事では、窓を断熱サッシへの交換するか断熱サッシを追加する。エコ住宅設備(高断熱浴槽・節水型トイレ・太陽熱利用システム等)の設置するなどが対象となります。
詳細については、当社担当までお問い合わせ下さい。
今回の制度予算は、250億円と少ないので、早めに終了する尊もありますので、ご検討されている方はお早めに。