スケルトンリフォーム!

設計監理部の橋本です。

現在、古間木山にて大規模なリフォーム工事を行っています。

家一軒分の解体をしますので、現場向かいの空き地をお借りして、産業廃棄物の管理スペースを設けています。

また、ここは三沢商業高校生などの通学路ですので、ゲートフェンスやポール等で安全対策もしっかり行います。

新築以来2回にわたる増築を行った建物ですので、一番古い部分は約40年以上の建物です。

左側に見える外壁はモルタル塗りの時代の建物。右側に見える外壁は金属サイディングでしたので、

壁内の下地の作り方も違います。

今ではみかけない『鼻栓』と呼ばれるほぞ加工ですね。

現在の木造住宅では、ほぞを設けることが耐震性を弱めるとして敬遠されている時代です。

基礎の高さも低いですし、床下も狭いですので、基礎の補強工事などを行います。

柱や梁、筋違いなど、これからいろいろ構造部分の補強をしながら、現代の強度規定に近づけることとなります。

約4か月の工事期間となります。

まずは雨仕舞の為に屋根工事を先行しています。

屋根も母屋や垂木の補強、取替えをしながら野地板を張っています。

リフォーム工事は、現状に合わせた補強が中心となるので難しいのですが、大工さんや関係業者との

協議をしながら施工方法を選んでいきます。

最後に施主様の笑顔が見れるように頑張ります。


記事の更新日:2016/05/29

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